時任 クロエ(34) - 16時間前シェア今日は特別なことは何もない。 今日は、特別なことは何もない。 外は寒くて、 いつもの近所の道をうろついて、 いつものマーケットで買い物するだけ。 誰かに見せるほどの 出来事もないし、 報告するようなことも、 特にない。 それでも、 たまに、 視線みたいなものを 感じることはある。 気のせいかもしれないし、 勘違いかもしれない。 別に、気にしてない。 慣れてるから。 今日は、皆が それぞれ、それぞれの場所で、 普通に過ごせばいいと思ってる。 でも、 会ったら、 分かる人は分かる。 それで十分。 クロエ 続きを読む#電マ惑星 イラマチーオ新宿店#出張SM#新宿 時任 クロエ(34) - 2日前シェア観るという行為。 SM牧歌シリーズ・大角の旦那編。 夜と朝の境目で、 ハイジは目を覚ました。 汗は乾いているのに、 昨夜の匂いだけが残っている。 外に出ると、 アルプスの空気が肌を撫でた。 冷たく、やさしい。 干し草小屋は静かだ。 牛はいない。 それでも、木の器だけが置かれている。 「今日は、影でやる乳搾りだ」 おんじが現れ、それだけ言った。 説明も理由もない。 ランプに火が入り、影が生まれる。 乳搾りの時間だ、 という言葉だけ宙に残る。 搾るべきものはないはずだった。 あるのは、影と、器と、 配置されたハイジの身体。 影が揺れる。 揺れているのは灯りか、 それとも境界か。 おんじが器を持って近づく。 触れないし、命令しない。 選択肢は最初から与えられていない。 判断は、すでに配置の中にある。 搾られるのは、何なのか。 ユキは目を伏せている。 白い背中が、 「見ない」という役割を 正確に果たしている。 柵の外には、大角の旦那。 いつからそこにいたのかは、 誰も知らない。 踏み込まない。 声も出さない。 最も長く見える位置に、 ただ佇んでいる。 近づかないのは 臆病だからではない。 距離こそが、味わいを 深めると知っているからだ。 さらに、 踏み込まないのは節度ではない。 近づけば、場ではなく 自分が壊れるとも知っているからだ。 罪を保ったまま観ること。 それ自体が、彼の欲望だった。 影の落ち方。 器の沈黙。 呼吸の乱れ。 すべてを理解しながら、 何ひとつ壊さない。 ハイジは影の中で身体を預け、 ふと視線を上げる。 柵の外に、大角の旦那がいる。 見られているのに、 奪われない。 逃げ場ではないのに、 消費されない。 見られるとは、 晒すことではない。 判断を奪われないまま、 欲望だけを共有されること。 だから、安心して壊れられる。 見られるなら、大角の旦那がいい。 見ることで欲望が成立するヤギ。 見られることで解けていく女。 そしておんじは‥‥ 従うことを知っているからこそ、 配置では支配しているフリをする。 隠れたドM。 アルプスでは、 今日も倒錯が成立している。 誰がいちばんの変態かなんて、 山にとっては、もはやどうでもいい。 続きを読む#電マ惑星 イラマチーオ新宿店#出張SM#新宿 時任 クロエ(34) - 2日前シェア呼吸が追いつかない。 何があったわけでもない。 ただ、 絶頂に入った瞬間、 呼吸の深さが いつもと違ってしまう。 吸えているはずなのに、 肺の奥まで届かない。 吐くたびに、 身体の内側が じんわり痺れる。 苦しくはない。 でも、整わない。 呼吸だけが、 超えてはいけない位置に 置いてかれる。 近い。 距離じゃない。 呼吸を乱す相手との 感覚だけが、 異様に近い。 呼吸は、 命のためにあるはずなのに。 それなのに、 快楽が深くなるほど、 呼吸は後回しにされる。 ゆっくり吸おうとすると、 感覚に塞がれる。 吐こうとすると、 イってしまうタイミングで 止められる。 ここまでくると、 命令も合図も 意味を持たなくなる。 ただ、 このリズムを 知ってしまった身体だけが、 勝手に男に合わせて 呼吸を続けてしまう。 一度、 戻れない向こう側まで 連れていかれた呼吸は、 次に同じ状況になったとき、 理由を探さない。 考える前に、 合わせにいく。 意識が遠のいても、 呼吸は止まらない。 むしろ、 次の快楽を 受け入れるために、 無意識のまま 整え直されている。 それが正しいかどうかなんて、 もう関係ない。 でも、 思い出すと、 息だけはまだ少し 整わないまま。 クロエ 続きを読む#電マ惑星 イラマチーオ新宿店#出張SM#新宿 時任 クロエ(34) - 3日前シェア従順の正体。 クロエは、 自分がドMだということは、 ずっと前から知っている。 でも最近になって、 「従うこと」と「反応すること」は、 まったく別だと気づいた。 反応は、身体が勝手に起こす。 従順さは、相手が安心するための形。 けれど、 自分の境界が揺れる瞬間、 起きているのは、 そのどちらでもなかった。 そこにあるのは選択。 境界を自分のものとして 引き取るかどうかを選択してる。 喉は、 もともと快楽のために 用意された場所じゃない。 空気を通し、 異物を拒み、 命を守るために 反射だけで働く器官。 考える前に、 身体が判断を下す。 反射的に嘔吐を催す。 だから、 そこに触れられると、 頭より先に 身体が混乱する。 拒否のための反射が、 やがて 拒みきれない反応へ 静かにすり替わっていく。 それが不思議。 中咽頭から喉頭蓋。 自分と男との境界。 嫌だと思うより早く、 別の判断が 身体の奥で起きてしまう。 それは男による支配。 どこまで閉じるか、 どこまで許すか。 選んでいるつもりで、 その選択肢自体が もう与えられている。 判断しているのは自分。 でも、 判断させられている。 喉は喋れない。 言い訳もしない。 ただ、 一度揺れた境界は、 その感覚を覚えてしまう。 次に同じ圧が来たとき、 拒否する前に 知っている反応が 立ち上がる。 それは記憶というより、 欲望に近い。 境界は、 一度触れられると、 忘れない。 クロエ 続きを読む#電マ惑星 イラマチーオ新宿店#出張SM#新宿 時任 クロエ(34) - 5日前シェア何も始まっていない顔で。 頭も身体も、まだ 起ききっていない時間に ふと、 立ち上がるものがある。 休みが明けると、 なぜか、 乱れたくなる空気が戻ってくる。 お休みの日に 艶めいた想像をすることはあっても、 空気までは、変わらないはずなのに。 それなのに、 ふとした拍子に空気だけが、 先に思い出してしまう。 会っていない時間の方が長いのに、 側にいるみたいに感じる気配、 どうして残るんだろう。 何もしてないのに、 これから何かが 始まりそうで、 ちょっと落ち着かない。 触れたくても触れられない。 触れなくても、 ちゃんと触れられてるみたいで。 呼吸の間が、 ほんの少しだけずれると、 世界が遠のいて、 二人きりみたいになる瞬間。 その先のことは、 まだ何も決めていないのに、 頭と身体の反応だけが、 先に始まってしまう。 今日から、また。 何も考えてない顔で 店に向かう。 あとは、 この感じを、 どう扱うか。 クロエ 続きを読む#電マ惑星 イラマチーオ新宿店#出張SM#新宿 時任 クロエ(34) - 6日前シェア欲望が誰のものでもなくなる時間。 クロエの新年は、ドMくんから。 その後は呪文みたいに、 イラマ、イラマ、イラマ。 偶然にしては重なりすぎで、 今年はそういう年なのかもしれない、 なんて半分冗談で考えていた、 そんな矢先。 「三人で、どうですか」 差し出されたのは、 わたしと毛色の違う女の子との 組み合わせだった。 好奇心が先に立つ性分だから、 わたしはもう、 その時点で半分踏み込んでるの。 待っていたのは、 言葉の通じない男性。 互いを測るような沈黙。 このままでは、何も始まらない。 こういう時、 わたしの妄想は勝手に 物語を始めだす。 ーーステファン卿。 (あの物語の中の人) 苛立ちを隠さないその男が、 奴隷市場で二人の女を買い取った。 東洋の従順さを身につけた少女。 そして、 所有者を転々としてきた混血女。 三人とも、言葉が違う。 通じ合えるのは、 視線と距離と、 従うか、従わないかの配置だけ。 少女は怯え、 ステファン卿は苛立ち、 混血の女は、その間に立つ。 少女を守りたい、という衝動。 男に逆らえない、という自覚。 どちらも、 善意みたいな顔をして、 同じ場所から湧いてくる。 守るために従うのか。 従うために守るのか。 誰かが望んだからでもない。 誰かに命じられたからでもない。 気づけば、 現実と物語の境目は、 あまり役に立たなくなっていた。 これは、誰の欲望だろう。 あなたのものか。 わたしのものか。 安心はないけど、 だからこそ目が冴える。 不思議と引き返す気もしない。 頭で考える前に踏み込んでしまう、 そういう瞬間が、確かにある。 読んでいるあなたが ステファン卿の位置に 立てるかどうかは、 気分次第。 欲望なんて、 だいたい後から 理由をつけられるものだから。 要するに、 かなり楽しかった。 具体的なその先は 二人でしか開かない扉の内側で いつでも見られる。 クロエ 続きを読む#電マ惑星 イラマチーオ新宿店#出張SM#新宿 時任 クロエ(34) - 7日前シェアどっちが好き? 不安を感じなくなった身体は、 いつのまにか、 興奮の仕方も 忘れてしまうって思ってる。 安心できるエッチは、 たしかに優しい。 でも、翌朝には もう思い出さないことも多い。 少し怖いとか、 「あ、想定外」って反応がないと、 身体って、案外すぐ 予定調和に慣れていく。 SMは、そこに踏み込むから好き。 快楽の責任を、 相手や状況に丸投げできない。 安全だけで終わらせないし、 選ばずに済ませてもくれない。 一瞬でも、 「自分で選んだ」って感覚を 身体に残す。 記憶に残るかどうかは、 だいたいその関係の中で 交わした選択があったかどうか。 わたしはそこを大事にしてる。 ねえ、どっちが好き? クロエ 続きを読む#電マ惑星 イラマチーオ新宿店#出張SM#新宿 時任 クロエ(34) - 8日前シェア写真、全部変わってます。 お店の写真が新しくなりました。 ちょっと嬉しい。 前の写真に慣れてた人には、 少し、距離が変わって見えるかも。 可愛がってもらえるように、 ちゃんと撮ってもらったつもり。 あとは、会ってからね。 ーーーーーーーー お喋りなわたしは、 日記だけじゃ、 少し足りないみたい。 日記は表。 Xは、裏。 @ReserveChloe 続きを読む#電マ惑星 イラマチーオ新宿店#出張SM#新宿 時任 クロエ(34) - 9日前シェアまだ、手前。 男の人に姫初めがあるなら、 クロエの殿始めは一体どの方? そんな好奇心でページを開いてみたら、 最初に現れたのは、 まさかのドMくん。 新規のお客様で、 どうやら私を女王様だと思って 予約してくれたみたい。 窓辺に立つ晒し者の君。 ガラスに映る君を見て、 まだこんな顔してるの、 って思った。 助けて? いいえ。落ちるなら、 自分で選んで、 ちゃんと落ちなさい。 囁くことはあるし、 手を添えることもある。 でも勘違いしないで。 私が引きずり落としてる わけじゃない。 「これ以上は無理」 って一瞬思わせてから、 次の瞬間に、少しだけ包む。 するとね、 ちゃんと 「もっと欲しい」に変わる。 そうでしょ? その変わり目を、 見逃したくないだけ。 沈黙が続くほど、 君の身体は興奮してる。 私のせいじゃない。 そうなりたくて、 そこに立ったんでしょう。 耳元に、ほんの少しだけ近づく。 「……まだ、耐えられるよね」 赦しでも、命令でもない。 逃げ道があると思わせておくための、 ただの確認。 昼間の街。 開放的な窓。 ガラスに映る影。 誰かの視線が 届くかもしれない距離。 見られることを選んだのは、君。 私は、その選択を 止めなかっただけ。 見られるか、見られないか。 その境界で、 君はもう、戻る気なんてない。 私は急がない。 でも君の身体は、 待たされて、見られて、 その先の形を もう忘れられない。 だから今、 君は好奇心で、 これを読んでいる。 クロエ 続きを読む#電マ惑星 イラマチーオ新宿店#出張SM#新宿 時任 クロエ(34) - 9日前シェア壊れたあとの距離。 10日ぶりの出勤。 特別な気合は、 入れていなかった。 朝から淡々と準備して、 いつも通りの流れで、 気づいたら、 責められる側の感覚に戻っていた。 途中から、 何を考えていたかは、 あまり覚えていない。 考える余地がなくなるところまで、 きれいに、壊されていたから。 ただ、 中途半端なところで 自分から止めるのは、 好きじゃない。 戻れない深さまで、 声も、呼吸も、何もかも 輪郭ごと奪われたくて。 少し間があって、 同じ人からもう一度呼ばれた。 その日は一度で終わるつもりだった。 それでも、 その前の時間がまだ身体に残っていて、 そのままにしておけなかっただけ。 理由をつけるほどのことでもない。 身体のほうが、 言葉より先に、 覚えていることがある、 それで十分だった。 今日も、 何度も壊されたあとの空気を、 そのままに残してる。 ただシンプルに 一緒に気持ちよくなれたらいいだけ。 クロエ 続きを読む#電マ惑星 イラマチーオ新宿店#出張SM#新宿 クリップボードにコピーしました
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